地域総合連携研究室の活動は、左図に示すように主に3つの視点から構成されています。その3つとは、次の通りです。

①地域コミュニティ形成支援

人間の営みにとって最も重要なコミュニケーションが現代社会において希薄になっています。 この現象は、現代社会の様々な問題の共通する要因となっています。 この問題を解決するためには、地域社会の構成員がお互いの合意形成に基づいてよりよい地域社会を築く動きをしなければなりません。 このような認識の下、地域総合連携研究室は、よりよい社会システムへとなるために支援活動を展開していきます。

すなわち、市民自身が積極的に関われ、活発な地域活動を営める環境や組織などをつくる支援サービスを提供します。

②市民力の育成

自分たちのまちは、自分たちで活かすために、市民自身が自分たちで考え、自らが率先して動くまちづくりを行なわなければなりません。 地域総合連携研究室は、この「力」を「市民力」と呼んでいます。この力を育成しなければ地域の再生はありえません。 だからこそ私たちはこの支援活動を展開していきます。

すなわち、市民の積極的な活動を行うために市民一人一人の持っている能力を活かし、地域社会全体に寄与するための 仕組みづくり行なう支援をします。また、この支援によって、地域の日地人が生き生きとした生活を営めるように支援活動サービスを提供します。

③地域資源活用法の研究・実践

地域資源を活用しなければ宝の持ち腐れです。地域にはまだ有効に活かされない資源が多くあることでしょう。 その資源を地域の財産地域の財産にするための研究は欠かせません。しかし、過去の研究例が非常に少ないため参考となるものが著しく少ないのです。 それゆえ、それゆえ地域総合連携研究室は、実践活動を通じて地域資源に関する研究活動を展開しています。

すなわち、実践活動を中心に研究を行い、地域資源の活用を明確にしていく支援サービスを提供します。